それは一粒から明日へ [水]
薄日が射したかと思うと雨粒が落ちてくるような?
なんだか落ちつかない天気の一日でした。
秋らしいと言えば秋らしい一日ですね。
秋の雨は、哀しくなるほど優しいですよね…
僅かな雨粒は、時間をかけて…
静かに名残の緑を濡らしていきます。
雨粒が、ころころ転がって?
草むら中を落ちては、ゆっくりと地面まで辿りつきます。
その雨粒は、大地を潤して…
緑を植物を生命を支える水になります。
雨に始まる長い水の旅は…
川から海へと時間と距離をかけてつながっていきます。
キラキラと光る雨…
それは、草むらに落ちて…
いつの間にか露と呼ばれます。
露が無数の輝き放ちながら…
いくつもの生命を潤しながら…
この水の惑星を循環していく。
あらゆるものを支える一粒。
それは…そう…宮澤賢治の言葉を借りれば…
「その十力の金剛石こそは露でした。」
一粒の露に、あらゆる物事の道理を発見した賢治。
いつか自分たちも、それを見つけることが出来るだろうか?
いや、きっと…それを見つけなければならない。
それを見つけない限り…
自分たちに、子供たちに未来はないのかもしれない。
今日も訪ねてくれてありがとうございます。
一粒を見つけたあなた…
明日は、その輝きから何か見つけてくれますように…
おやすみなさい
一粒の命が、地球を支えているんだなぁ。
小さな命を大切にしなくちゃね。
by mamire (2008-09-26 22:40)
雨が上がった日の朝は すべてがキラキラ
生命が 輝いているように見えます。
by タックン (2008-09-26 22:52)
1粒で2度美味しい人生がいいな~と思いましたが・・・
ええ、そんなのは無理でした。
大海も1粒の雫から・・・水は怖いことも、美しい安らぎも両方与えてくれまする。
野原を歩いていると、いろんなことを考えますね~。
by こぎん (2008-09-27 21:17)
mamire さん>
はい…まずは自分を大切にしましょうね。
タックン さん>
水が生命を輝かせてくれるんでしょうか?
こぎん さん>
その二度美味しい人生に賛成です^^
by GUSUKO-BUDORI (2008-09-27 21:57)
一粒の露に、宇宙のすべてが・・・
GUSUKOさん、賢治さん、教えて頂きました。感謝です。
by selybar (2008-09-27 23:18)
こういう自然の中の露には、大いなる源のような美しさを感じます^^
ですがわたしは、まだ『美』しか見つけられません。
なにか感じるところはあるのですが・・・^^;
by ミヤ (2008-09-28 22:19)
selybar さん>
いえ…こちらこそ教えていただいています。
感謝です。
ミヤ さん>
きっと…美を見つけられる人が、何かを感じられるのです。
by GUSUKO-BUDORI (2008-09-29 22:35)